中日ドラゴンズが今年も低迷しており、2024年9月10日現在セ・リーグ5位と苦しんています。
2024年に限らず、2023年も最下位、2022年も最下位、2021年は5位と中日はいつのまにかBクラス常連になってしまっており、ドラゴンズファンからは立浪監督辞めろ!という厳しい声も続出。
落合監督の頃は優勝もしくは優勝争いをして常勝軍団だっただけになぜここまで弱くなったのか疑問に思う人も多いことでしょう。
いったいなぜ中日ドラゴンズはここまで弱くなってしまったのでしょうか?
中日ドラゴンズは2024年なぜ弱い?
1 立浪監督の起用法
立浪監督はどうも自分が気に入った選手やベテラン選手を積極起用する傾向にあります。
実際、13打席ヒットがまったく出ない中島宏之選手を代打の切り札として使い続け、今シーズンなかなか結果の出ない中田翔を4番ファーストで優先的に使っていました。
ビシエド選手や石川昂弥選手は嫌われているのか?ほとんど2軍に幽閉。
昨年や一昨年も期待されていた阿部選手や京田選手はトレードに出しており、高校野球のスター根尾選手は内野手から投手に転向になり、期待の若手も育たなくなってしまっています。
現役ドラフトで獲得した細川選手など一部の選手は活躍していますが、シーズン通して一軍で戦える選手が少なく、若い選手も育っていない為、中日打線が上手く嚙み合っていないのが現状です。
2 即戦力となるような選手の補強をしていない
ドラゴンズと言えば、かつては他球団からウッズを奪い取ったり、元監督の森繁和さんがキューバから強力な外国人選手を獲ってきたり、FAで和田選手を西武ライオンズから獲得したり補強は欠かさずしてきた印象。
しかし、去年最下位だったにも関わらず、今年は中田翔や中島宏之、上林、板山、山本泰寛など他球団で事実上の戦力外になった選手ぐらいしか補強をしていません、
立浪監督自身生え抜きで育った選手だけに若手選手を育てたいのはあると思いますが、なかなか若手選手が育っていない状況だけに、さすがに即戦力になる選手を補強をしないと厳しいでしょう。
3 厳し過ぎて若い選手が付いていけない
立浪監督は就任以来、茶髪禁止、髭禁止と身だしなみをまずは徹底させました。
食事面でも試合前にカレーライスやどんぶりもの等、胃がもたれるごはん系の食べ物は試合前の禁止を徹底しています。
言うことを聞かず頑固だからという理由で京田選手はトレードに出され、主力であるビシエド選手も打撃フォームも気に入らず、強制的にファームで調整させられていました。
若手選手は俺もいつか出されるんじゃないか?とピリピリしたムードになっており、委縮してしまっているような気がします。
立浪監督は星野監督で育ったので、ある程度厳しくなってしまうのは分かりますが、ゆとり教育で育った現代の選手は褒めて伸ばさないことには育たないという意見も多いです。
中日ドラゴンズが2024年弱い理由まとめ
- 長打力のある選手がほとんどおらず、打線が他球団に比べてかなり弱い
- ビシエド選手や石川選手が謎の2軍降格をし、立浪監督がお気に入りの中田翔やナカジ選手を優先的に起用する傾向がある
- 去年最下位だったにも関わらず、即戦力となるような戦力補強をほとんどしていない
- 立浪監督が厳し過ぎて、選手が委縮して力を発揮できていない
以上、中日ドラゴンズが弱い理由についてまとめました。
1番はやはり打線が弱いことと立浪監督の采配かなと思ってしまいます。
実際阪神も中日と似たようなチームで投手陣は充実しているものの、打線が弱く貧打にも関わらず、岡田監督の手腕により今年もAクラスをキープしています。
ドラゴンズの投手陣は12球団でも1,2を争うほどの戦力が整っているので、5位や最下位で終わるような球団ではないでしょう。
シーズン後半の巻き返しに期待したいところです。