2021年から2023年までパ・リーグ3連覇と常勝チームだったオリックスバファローズ。
今年は優勝どころかクライマックスシリーズも危ない状態で、2024年9月10日現在パ・リーグ5位と低迷しています。
パ・リーグでは去年のオリックスのようにソフトバンクホークスが首位を独走。
いったいなぜこの1年でオリックスはここまで弱くなってしまったのでしょうか?
オリックスバファローズはなぜ弱い?2024年弱すぎる理由!
今年のオリックスが弱い理由は正直言って以下の2つです。
1 山本由伸のメジャー移籍、山崎福也投手の日ハム移籍
絶対的エースである山本由伸選手がポスティングシステムでMLBのドジャーズへ、先発投手陣の柱として活躍していた山崎福也選手が日本ハムファイターズへFA移籍したことが、オリックスが低迷している1番大きな理由だと思います。
昨年2人で27勝も上げており、これまでチームの優勝の貢献してきてくれた投手が
2人も一気に抜けるというのは大きな戦力低下になっています。
この2人が長いイニングを投げてくれたのに抜けたことで、中継ぎ投手陣の負担が一気に増え、軒並み調子を崩しているのも大きな原因の1つでしょう。
2 主力選手のケガ、故障、不振
昨年9勝3敗で新人王を獲得し、ポスト山本由伸として期待されていた山下舜平大投手が離脱し、状態が一向に上がらず一時中継ぎに回る等誤算が多くありました。
もう1人の軸として期待されている宮城大弥選手は良いピッチングをしているものの勝ち星にあまり恵まれずに負け星が先行。
また、昨年首位打者でチームの中心打者だった頓宮選手も不振で今年は打率2割にも満たない悲惨な状況。
かつてホームラン王を獲得したラオウこと杉本選手も怪我の状態が思わしくなく、シーズン前半戦はほとんど活躍出来ずにいました。
抑えのエースだった平野投手も今年は防御率が4点台でファームで調整。
オリックスを長年支えてきた左の長距離砲T-岡田選手も残念ながら復活出来ず、先日今シーズン限りでの引退を発表しています。
他にも山岡泰輔、山崎颯一郎、比嘉幹貴、森友哉、紅林など数えたらキリがないほど昨年活躍していた選手がことごとく今年は調子が悪いです。
さらに、広島カープから満を持してFA移籍してきた西川龍馬選手も交流戦では打ったものの、パ・リーグのピッチャーの攻めに苦戦しており、広島時代のように打率3割前後からは程遠い数字となっています。
やはり主力選手の不振が今年のオリックスの低迷に大きく影響していると思います。
オリックスバファローズが弱い理由まとめ
- 絶対的エース山本由伸投手がポスティングシステムでMLBのドジャーズへ移籍し、山崎福也投手がFAで日ハムに移籍したことで、戦力が大幅にダウンした
- ポスト山本由伸と言われ期待されていた山下投手が勝ち星を上げられず、宮城投手も昨年ほど調子が良くなく、抑えのエース平野投手も今年は防御率4点台と散々な状況
- 昨年首位打者の頓宮選手が今年は打率2割にも満たず、かつてのホームラン王ラオウこと杉本選手も怪我の影響で今年は不振、FAでカープから移籍の西川龍馬選手もパ・リーグのピッチャーの攻めに対応出来ず苦戦するなど主力選手が軒並み活躍出来ていない
以上、オリックスバファローズが今年弱い理由について考えてみました。
残り30試合何とか巻き返して、せめてクライマックスシリーズには出場してほしいところですが、今シーズンはこのままいくとかなり厳しい状況のようです。