西武・松井稼頭央監督が交流戦前にシーズン途中で休養することになり、渡辺久信GMが11年ぶりに現場復帰し、監督代行として指揮を執ることになりました。
西武ライオンズは、監督交代時でパ・リーグ最下位で交流戦前までの成績は45試合で15勝30敗の借金15、勝率333。
そこからさらに失速し、9月10日現在124試合で40勝82敗2分、借金42、勝率328となっています。
5位の楽天イーグルスに18ゲーム差を付けられており、弱すぎる状況となってしまっています。
いったいなぜ西武ライオンズはここまで弱いのでしょうか?
西武ライオンズはなぜ弱い?2024年弱すぎる理由まとめ!
西武ライオンズがここまで弱い理由は打線が弱すぎるからです。
チーム打率は208で、パ・リーグでダントツの最下位、12球団でも最下位となっています。
FAでソフトバンクホークスに移籍した山川穂高選手の代わりに、中軸としての活躍が期待されていた新外国人のアギラーは機能せず、主力として期待されていた外崎や源田が本調子とは程遠くなっており、試合に欠場するケースもしばしば見られます。
今年41歳のおかわり君こと中村剛也選手が4番を打っていましたが、打率191と衰えは隠せず、ポスト山川選手と期待されていた渡部健人選手も絶不調で打率042と低迷し、現在ファーム調整中です。
3割20発を期待できる外国人選手が1人でもいれば、また違ってきたんですが、新外国人の補強に失敗したことも今年西武が弱い大きな要因の1つです。
続いて、投手陣ですが、平良選手や今井投手、ルーキーの武内選手など先発陣はリーグでも屈指であるものの、肝心のエース高橋光成選手の不調が痛い状況で今シーズンは1勝も挙げられず、開幕から11連敗しています。
他の先発投手がある程度試合を作っても、中継ぎ投手の不調によって、僅差になる試合のほとんどを落としてしまうケースが多く、中継ぎ投手の状態が改善できなければ、チームの成績が良くなると思います。
特に、山川穂高選手の人的補償として入団した甲斐野央選手の不調は、現在の西武ライオンズの低迷に大きく影響しており、防御率も5点台とまったくふるわなず、さらに過去3年間中継ぎとして大活躍していた水上由伸投手も防御率9.64と今年は絶不調になってしまっています。
他に、絶対的守護神として期待されたアブレイユ投手も2勝5敗11Sと期待に応えられず、先発投手が何とかゲームを作っても中継ぎ、抑えが打たれてしまい、負けてしまうパターンが目立っています。
西武ライオンズ2024弱い理由まとめ
- チーム打率208と12球団で最下位で、とにかく打線が弱すぎる
- エース高橋光成投手が開幕から11連敗という絶不調、FAでソフトバンクに移籍した山川に代わる助っ人新外国人アギラーが機能しなかった
- 主力として期待されていた外崎や源田が本調子とは程遠く、ポスト山川として期待されていた渡部選手も1軍で戦力にならず
- 中継ぎエース水上由伸投手、甲斐野央投手の不調で、先発が試合を作れても僅差の試合を落とすケースが目立つ
以上、埼玉西武ライオンズが今年弱すぎる理由についてまとめました。
渡辺久信監督代行も言っていましたが、まだ残りシーズン20試合もあるので、ここから少しでも巻き返して、来シーズンに繋げていって欲しいと思います。