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広島カープはなぜ強い?2024年強すぎる理由!

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近年Bクラス常連だった広島カープですが、昨年新井貴浩監督が就任し、5位から2位まで順位を飛躍、今シーズンは昨年日本一の阪神を引き離し、巨人と優勝争いをするまでに成長しています。

カープは今年西川龍馬選手がFAでオリックスに移籍し、レイノルズ、シャイナーの新外国人が2人とも外れという状況で、戦力的には、実質昨年、一昨年よりもダウンしている状況。

それなのに、いったいなぜ今年のカープはここまで強くなったのでしょうか?

広島カープはなぜ強い?2024年強すぎる理由について!

カープが強くなった理由についていくつかポイントをまとめたいと思います。

1 投手陣の安定

床田投手・森下投手・大瀬良投手・アドゥワ投手・九里投手と5人の先発がしっかりとしており、防御率でも2点以下を記録するなどチームに大きく貢献しています。

近年不調気味だった大瀬良投手の復活がかなり大きいように思います。

中継ぎ投手では島内投手が活躍を見せ、抑えも疲れは見え始めている感じもありますが、栗林投手がリーグトップの37セーブを挙げており、僅差の試合をモノにする原動力となっています。

先発、抑え、中継ぎすべてにおいて戦力がしっかりとしており、大崩れしないのが今年のカープです。

2 坂倉選手を捕手固定、曾澤捕手との併用

坂倉捕手は打撃を活かすことを優先して、ファーストなどとの守備併用がされていましたが、今年は坂倉選手が捕手専任ということでリードや打撃により集中できています。

坂倉選手はインコースをぐいぐり攻める強気のリードがうまく、打撃がよく、若いため、攻守の要として活躍し戦い方が安定し、それが勝ちに繋がっていると思います。

坂倉選手の調子が悪くなってきた場面では會澤選手を起用するなどのベテランを上手く起用する形も心得ている様に思います。

3 スモールベースボールの徹底

カープはホームランを20発、30発狙えるような長距離砲がいませんが、秋山や小園などミート力に優れた選手がおり、4番小園選手でもバントを行うなど、繋ぐバッティングを徹底し、1点を取る野球ができているのがポイントです。

秋山選手の安定したバッティングによる出塁や、野間選手の渋い打撃、そして小園選手のチャンスに強い状態が維持されており、全員野球を地で行くチームになっていると個人的には感じています。

広島カープ本来の野球であるスモールベースボールを徹底して実践し、足の速い選手が次の塁を狙って盗塁やエンドランを仕掛けることで、得点圏にランナーを進めて、1点・2点をもぎ取るという戦い方が出来ています。

盗塁自体が失敗に終わったとしても、相手投手と捕手にプレッシャーを与えることはでき、思わぬ失投やミスが期待できます。

4 盤石の守備力

守備では二遊間の矢野と菊池を中心に、堅実な守りと守備範囲の広さで今年も相手打者のヒットを何本も抑えるほど失点機会を防いでいます。

投高打低のセ・リーグにおいて、やはり守りの野球でセンターラインの守備がしっかりとしているチームほど強い印象で、カープはそれにぴったりとあてはまっています。

5 新井監督の人柄と藤井ヘッドの緻密な作戦がハマっている

新井監督は監督就任時にオレは好き嫌いで選手起用するようなことは絶対しないと
公言しているように、開幕当初から一貫して選手を信頼した起用が目立っています。

盗塁を失敗したとしても選手のせいにはせず、使った方が悪いと公言していますし、新井監督はメディアのインタビューでも選手を批判するような記事はまったくもって見かけません。

その分、選手は失敗を恐れず思い切ったプレーが出来るし、監督の期待に応えようと必死に頑張ります。

また、新井監督自身が阪神から引き抜いた同級生の藤井ヘッドの存在もかなり大きいです。

阪神のバッテリーコーチだった藤井ヘッドは相手チームの選手の特徴をしっかりと把握出来ていますし、現場から離れていた新井監督にとっては相当心強く、野球観の愛称もバッチリ合うそう。

また、藤井ヘッドは選手と監督の間に入ってうまくフォローしているようですし、監督とヘッドの信頼関係が相当なことも選手に伝わってチームが強い理由の1つでしょう。

以上、広島東洋カープが2024年強い理由についてまとめてみました。

他球団のファンのあなたも参考にしてみてください。

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