阪神タイガースの岩田将貴投手が戦力外通告を受け、退団することが発表されました。
本人曰く、今年はそれなりに手ごたえがあり、ファームでは成績も残したので、欲を言えば、チャンスが欲しかった、もっと見てほしかったとコメントを残して去っていきましたい。
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— デイリースポーツ (@Daily_Online) October 1, 2024
岩田投手はファームで今年46試合に登板し、38.1イニングを投げ、1勝2敗、防御率2.11という成績を残しています。
いったいなぜ岩田投手は阪神から戦力外通告を受けたのでしょうか?
岩田将貴戦力外の理由はなぜ?
昔と違って、どの球団も完投、完封するピッチャーがなかなかいなくなり、先発、中継ぎ、セットアッパー、抑えとピッチャーの分業制が進んでいます。
阪神は特にその傾向があり、中継ぎで1イニング任せられないピッチャーは使えない、ワンポイントのピッチャーは使えないと岡田監督は就任当初から公言していたので、岩田投手は最初から構想外だったと思われます。
ワンポイントでもストレートが速い投手なら出番はあったかもしれないですが、岩田投手は球速は早くなく、制球力重視の投球スタイルなので、特に、今年は1対0等僅差の場面が多かったので、余計に岩田投手の出番はなかったと思います。
岡田監督はこれ!と決めた投手を酷使するほど起用する傾向にあり、2月のキャンプで岡田監督の目に留まらなければ、2軍に幽閉させられる傾向にあるので、岩田当初の残念ながらそうなってしまったのでしょう。
和田2軍監督も岩田は左を抑えるのは言うことないけど、課題は右打者だなと言っていたので、和田2軍監督からの推薦もあまりなかったのかもしれません。
岩田将貴獲得球団はある?
岩田投手はまだ26歳と若く、なかなかいない変則型の左の中継ぎピッチャーだけに、他球団からの需要はかなりあると思われます。
1球団、2球団だけでなく、4球団、5球団ぐらいありそうですね。
セ・リーグでいうと、DeNAベイスターズなんか左の中継ぎ投手はほとんどいないし、三浦監督はワンポイントでもどんどん使う監督で、ピッチャー出身の監督でピッチャーの気持ちも分かる監督なので、三浦監督が来年も続投するならば、岩田投手を獲得してほしいです。
岩田将貴戦力外の理由まとめ
- 岩田将貴投手が阪神タイガースから戦力外通告を受け、今年はそれなりに手ごたえがあったので、チャンスが欲しかったとコメントを残し、退団
- 中継ぎで1イニング任せられないピッチャーは使えないと就任当初から岡田監督は公言しており、和田2軍監督も対左打者ならしっかりと抑えられるけど、右打者を抑えるのには課題があると言っていたことから、岩田投手の出番は回ってこなかった
- まだ26歳と若く、左の中継ぎが不足している球団はたくさんあるので、岩田投手を獲得したい球団は複数あると思われる
- ベイスターズは左の中継ぎがおらず、三浦監督はワンポイントでもどんどん使うタイプの監督なので、ベイスターズが合うと思われる
以上、阪神タイガースの岩田投手が戦力外になった理由について考えてみました。
去年の阪神はぶっちぎりで優勝して、投手層がとにかく厚かっただけに、岩田投手の出番がなくても仕方なかったと思いますが、今年はシーズン通して中継ぎピッチャーに困っていたので、岩田選手に1回ぐらいはチャンスをあげてもよかったと私は思います。