阪神タイガースの遠藤成選手が戦力外通告を受けました。
高卒5年目の選手でまだ23歳と若く、阪神ファンからはなぜ遠藤が戦力外?と早速SNSで話題に。
遠藤選手は今シーズン1軍出場はないものの、ファームでは126試合も出場して、打率262 0本 30打点 30盗塁の成績を残しており、出塁率は392で最高出塁率のタイトルを獲得しています。
いったいなぜ遠藤選手は戦力外になってしまったのでしょうか?
遠藤成戦力外の理由はなぜ?獲得球団はある?
まず、プロ野球では昔から高卒3年目、5年目、7年目の選手は戦力外通告を受けやすいです。
遠藤選手はプロ入り5年目で未だ1軍出場出来ていないことから、阪神フロント主導できられてしまったと思います。
今シーズン1軍では、木浪選手も小幡選手も怪我で戦列を離れる時期があり、中野選手も絶不調と言えるような成績で、遠藤選手に1軍昇格のチャンスはありそうだったのですが、残念ながら1軍昇格は最後の最後まで叶いませんでした。
遠藤選手は選球眼があり、走力もあり、出塁率は高いものの、長打力はなく、守備面に不安のある選手です。
岡田監督は就任当初から二遊間は守備重視で、連携やゲッツーの呼吸などを最も重要視する傾向にあり、守備面で不安がある遠藤選手は干されてしまったのではないでしょうか?
遠藤選手に長打力があれば、少々守備に不安があっても井上選手のように出番はあったのかもしれないのですが、残念ながら長打力はないし、代走で使うとしても1軍には植田選手や熊谷選手もいった器用な選手もいる訳なんで出番はないと球団も判断し、戦力外になった可能性は高いです。
遠藤選手は守備面に多少の不安はあるものの、セカンド、サード、ショートと内野ならどこでも守れる選手で、ユーティリティプレイヤーで何よりまだ23歳と若い選手なんで、去年の山本選手や板山選手のように獲得する球団は出てくるでしょう。
もし、中日ドラゴンズが井上一樹新監督になったら、遠藤のことを入団2年目ぐらいからよく知っていると思いますし、今年も中日が遠藤を獲るかもしれませんね。
さらに、今年のドラフトの結果次第では、阪神が育成契約で遠藤を残す可能性もわずかながらあるかもしれません。
遠藤成戦力外の理由まとめ
- ファームで最高出塁率のタイトルを獲得した遠藤成選手が阪神を戦力外になった
- 昔から3年目、5年目、7年目の選手は結果が出ていないと戦力外になりやすい
- 5年目にして1度も1軍に昇格していない選手なので、球団主導で戦力外が決まったと予想
- 遠藤選手はいかんせん守備面に不安があり、それを補う打力もないので、岡田監督の構想外となり、阪神では出番がなかった
- まだ23歳と若く、サード、セカンド、ショート、ファーストと内野ならどこでも守れて足の速い選手だけに獲得する球団は出てくると思われる
以上、阪神タイガースの遠藤選手が戦力外になった理由について考えてみました。