女子バレーボール部の名門中の名門九州文化学園高校(通称九文)のバレー部がいつのまにか廃部になっていました。
九文バレー部は春高バレーやインターハイなど全国大会に100回出場し、日本一に15回もなっている名門校。
高校野球でいうところのかつての大阪・PL学園のような名門校で東レロアーズやJTマーヴェラスなどVリーガーの主力選手の出身校でもあります。
いったいなぜ九州文化学園高校のバレーボール部は廃部になってしまったのでしょうか?
九州文化学園高校(九文)バレー部廃部の理由はなぜ?
井上博明監督が2023年3月いっぱいで定年になり、4月から長崎県立西彼杵(にしそのぎ)高校の女子バレー部監督に就任したことで九文バレー部の部員のほとんどが転校してしまったからです。
2人を除く部員のほとんどが井上監督についていったので、九文のバレー部は廃部せざるを得なくなったというのが理由です。
九文の他の先生が新たに女子バレーボール部の監督に就任し、部を存続させることも出来たのでは?廃部にしなくてもいいやん?という声があるのは確かです。
しかしながら、九文は井上監督ありきのバレー部で、井上監督がいなくなったことで有望な選手が集まらなくなることや、今回西彼杵高校に転校したバレーボール部のメンバーが一定期間国体に出られなくなるため、九文のバレーボール部は廃部になってしまったということです。
長崎県立西彼杵高校のある西海市では今スポーツに力を入れていく方針を取っており、昨年も大崎高校が春のセンバツ高校野球で甲子園に初出場しています。
西海市の意向と井上監督の意向が合致して、定年というキリのいいタイミングで西彼杵高校バレー部の監督になったということです。
九州文化学園高校(九文)バレー部廃部まとめ
- 井上博明監督が65歳の定年で長崎県立西彼杵高校の監督に赴任することになり、九文の女子バレーボール部の部員のうち2名を除くほとんどが西彼杵高校に転校した
- 井上監督ありきの九文バレー部だった為に、井上監督がいなくなったことで有力な選手が集まらず、転校したメンバーも一定期間国体に出られなくなることから九文バレー部は廃部になった
- 西彼杵高校のある西海市では昨年大崎高校が春のセンバツ甲子園に初出場する等、今スポーツにめちゃくちゃ力を入れている為、女子バレーボール部で実績のある井上監督を招いた
以上、女子バレーボール界の名門九州文化学園高校バレー部が廃部になった理由についてまとめました。
九文バレー部の廃部は長崎を始め九州では大きなニュースになりましたが、九州以外の地域の人は知らない人が多いと思います。
ぜひこの記事を参考にしてください!