大相撲を中継を見ていると、会場にテッポウ禁止という貼り紙が貼っているのを目にすることがよくあります。
今話題のネットフリックスのドラマ「サンクチュアリ聖域」でも同じようにテッポウ禁止という貼り紙が貼っているシーンが第4話に出てきました。
大相撲をよく知らない人はそもそもテッポウ禁止って何?と思う人が多いと思います。
いったいどういう意味なのでしょうか?
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相撲テッポウ禁止とはどういう意味?
テッポウというのは柱に向かって右に左につっぱりを繰り返す行為のことを言います。
相撲の稽古の中では、このテッポウとしこを踏むのは基本中の基本で、入ったばかりの新弟子から40歳前後のベテラン力士まで稽古場で毎日繰り返しているものです。
1人でも出来る稽古の1つで野球でいうところの素振りのような練習と思ってもらったらイメージしやすいでしょう。
よく会場でテッポウ禁止と貼っているのは、150キロを超えるような力士が会場の柱でつっぱりを繰り返すことで、その近辺に座っている人が地震と勘違いするほど揺れてしまったり、老朽化したような会場の場合、力士がテッポウを繰り返すことで柱にヒビが入ったり、崩れ落ちる可能性もありテッポウは禁止されています。
両国国技館では相撲をメインに作られた会場なのでテッポウ禁止していないところもありますが、基本的にどの会場でもテッポウは禁止になっています。
相撲テッポウ禁止の意味まとめ
- 相撲でテッポウというのは柱に向かって右、左とつっぱりを繰り返す稽古のことで新弟子からベテラン力士まで毎日のようにしている
- テッポウは野球で言う素振りのようなイメージ
- 力士がテッポウをすることで、付近に座っている人が地震と勘違いするほど揺れたり、老朽化している会場でテッポウをすることで柱にヒビが入ったり、最悪崩れ落ちることもあるので、多くの会場ではテッポウは禁止されている
以上、大相撲のテッポウとテッポウ禁止の意味について解説させて頂きました。
力士以外でテッポウと使うことはまずないので、なかなか聞き慣れない馴染みのない言葉だと思いますが、相撲の中では必ず出て来る言葉なので、知っておいて欲しいです。
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