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いきなりステーキ閉店ラッシュの理由はなぜ?高すぎる?

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創業から2年で100店舗を達成し、あのマクドナルドやスターバックスよりも早いペースでどんどん新規出店をしていたいきなりステーキ。

2019年の493店舗をピークに現在200店舗程度まで店舗数が激減しています。

私もいきなりステーキが好きで月に1、2回は行っていたのですが、近所の店が2店舗とも閉店してしまい、すっかり行かなくなってしまいました。

いったいなぜ人気のあったいきなりステーキはここまで衰退してしまったのでしょうか?

いきなりステーキ閉店ラッシュの理由はなぜ?

いきなりステーキが大量閉店したのには以下の理由があると思います。

1 値段が高い

いきなりステーキは当初はリブロースステーキが300グラムで1500円前後で食べれたと思うのですが、値上げを繰り返し、2023年現在1グラム11円で3300円まで値段が倍以上に上がっています。

3000円以上の値段となると、学生さんや庶民はなかなか行けなくなってしまうし、かといってお金持ちの人ももう少しいい店に行くでしょう。

ランチ食べ放題も税別で3980円とかなので、庶民はそう行ける金額ではないです。

いきなりステーキは当初は安くて美味しいステーキを気軽に食べれることを売りにしていたと思うので、結果的に倍近い値上げをしてしまったことで客が離れてしまったんだと思います。

2 やっぱりステーキ等ライバル店の台頭

いきなりステーキが流行り出して1年半後ぐらいに、沖縄発のやっぱりステーキが流行り出しました。

やっぱりステーキはご飯やスープ、サラダが食べ放題で、お腹いっぱい食べてもランチだと1000円ぐらいです。

庶民は2000円、3000円するいきなりステーキよりも1000円でお腹いっぱい食べれるやっぱりステーキの方に行くので、ライバル店に客を取られてしまったことも原因の1つでしょう。

3 教育が追い付かなかった

いきなりステーキはスタバやマックよりも早いペースでどんどん新規店舗を出店していったせいで、スタッフの教育がどうしても不十分になったと言われています。

接客はもちろんのこと、肉の焼き方等でもお客さんとトラブルになったりも多々あったようなので、教育が追い付かなかったことも衰退の要因の1つ。

4 先代の社長のワンマン経営で社員も客も付いていけなかった

これは社長自身も認めているのですが、もっと社員の意見を聞けば良かったと辞任する際コメントしています。

値上げを繰り返したこともそうですし、サービスの改悪もありました。

例えば、ランチメニューを土日祝は廃止にしたり、平日のランチメニューも単品制にしてセットにライスが付かなくなったり、客側からするとなんで?と思うようなサービスの改悪がありました。

おそらく赤字を補填しようと必死で、客観的に店舗経営が出来なくなってしまったことが原因だと思うのですが、もう少し現場で働くスタッフやお客さんの意見を反映していればこんなことにならなかったでしょう。

いきなりステーキ閉店ラッシュの理由まとめ

  1. 度重なる値上げで当初の価格の倍以上の値段になってしまい、安くて美味しいステーキを提供するというコンセプトがブレてしまった
  2. やっぱりステーキ等ライバル店の増加
  3. 短期間で大量に新規店舗を出店したので、社員やスタッフの教育が追い付かず、接客や肉の焼き方の技術などが疎かになった
  4. 先代の社長が赤字を補填する為に必死で、結果的にサービスを改悪することになってしまい、現場で働くスタッフやお客さんの意見を反映できなかった

以上、いきなりステーキが大量閉店してしまった理由についてまとめました。

私自身、やっぱりステーキよりもいきなりステーキの方が美味しいと思うので、もう少し値段やサービスを改善出来れば、いきなりステーキが復活することは可能だと期待しています。

なので、もう1度頑張って欲しいです。