千代大龍が八百長を貴闘力部屋で暴露した理由はなぜ？

元小結千代大龍が貴闘力のYoutube（貴闘力部屋）で八百長をやっていたことを突然告白しました。

幕下までは一切やっておらず、自分から八百長を持ちかけることはなかったものの、十両に上がって2場所目から受け専門で八百長をしていたとのこと。

いったいなぜ千代大龍はこのタイミングで八百長を暴露したのでしょうか？

千代大龍曰く、当時の相場は幕内で1回80万円、小結や関脇など昇進がかかるような大事な取り組みでは1回100万、十両で1回50万ほどだったようで、仲のいい力士の場合は幕内でも1回50万、十両で1回30万など値段が安くなることはあったとのこと。

自分よりも何年も何十年も先輩の力士から、プライドを捨てて、目の前で頭を下げられると、断るのも失礼かなと思い、さすがに八百長を断れなかったのだとか。

現役時代八百長を1番やっていた時で1場所15番のうち11番が八百長でガチンコは4番しかなかったそうです。

千代大龍は現役時代から引退後の生活にも少なからず不安を抱えており、ギャンブル好きで商売もいつかダメになる可能性があるので、27歳から34歳まで八百長をしていたことは全部録音しており、もし何かあった時に売ろうということみたいです。

なぜ、このタイミングで八百長を暴露したのかは、十両の力士の給料が月103万円、幕内で月130万円とプロ野球やサッカーなど他のプロスポーツに比べて著しく安く、横綱でさえも年収5000万に届かないのが相撲界の現状なんだそう。

なので、八百長に手を染める力士が少しでも減るように、給料をもっと上げてほしい！相撲協会、相撲界が良くなってほしい！という強い想いから八百長を暴露したと推測されます。

千代大龍は引退後に相撲協会には残らなかったものの、相撲界には大変感謝しているので、恨みつらみで八百長を暴露した訳ではなさそうです。

また、八百長で多額の金額を稼いだこともあり、具体的な力士名を一切公開しないということです。

千代大龍が八百長暴露理由まとめ

以上、千代大龍が貴闘力部屋で八百長を暴露した理由についてまとめました。

理事長についても、相撲界のことしか知らない中卒の人が理事長ではダメだと強く力説していました。

相撲協会も世界に向けてネットで配信すれば、収益が自ずと上がるはずなので、まずはそういったところから改善してほしいですね。