大学入学共通テスト2日目に数学1Aが実施されました。
一昨年の共通テストでは数学IAが劇的に難しかったという声が特に多く、ネットではかなりのトレンドになり、蓋を開けてみると平均点も37.96点と過去最高に低く、昨年の数学IAは易化し、平均点が55.65点まで上昇したという経緯があります。
共通テスト実施前の見解では、さすがに2024年の共通テストは去年より難しくなるんじゃないか？という噂でしたが、実際のところ今年の共通テスト数学1Aは難しかったのでしょうか？
数学1A共通テスト2024難化？易化？
まず、河合塾・駿台予備校&ベネッセ・代々木ゼミナール・東進ハイスクールなど大手予備校の解答速報の総評をチェックしてみました。
※数学IA予備校の総評
| 予備校名 | 総評 |
| 河合塾 | 昨年並 |
| データネット（駿台・ベネッセ） | 昨年並 |
| 代々木ゼミナール | 昨年並 |
| 東進ハイスクール | 昨年並 |
4大予備校の総評ではほとんどが昨年並と評されています。
さらに予想平均点が公表されているので追記します。
| 予備校 | 予想平均点 |
| 河合塾 | 53 |
| データネット | 48 |
| 東進 | 51 |
| 平均 | 50.6 |
続いて受験生の感想をまとめてみました。
数学1A共通テスト2024受験生の感想と平均点予想
数学IAは難しかったという意見と去年より簡単だったんじゃないの？という意見と2極化している印象。
実際、受験生で数学IAの出来についてアンケートを取ってる人がいましたが、難化3割、昨年並4割、易化3割と意見が割れていました。
問題量が多く、時間配分をミスった人は点が取れていない感じでした。
出来る問題からどんどん解いて、解けない問題は後回しにした人ほど点が取れていました。
数学IAの平均点は昨年の55点よりはやや低い51点ぐらいになると予想します。
数学ⅠA、捨てたところ（三角比）の配点がまともに解いたところの2倍で泣きそう
— ariyu____ (@ariyu____) January 14, 2024
まわりの数学IAの自己採点見る限り、平均は普通に高そうだな
— Leap (@omu_Studyyyyy) January 14, 2024
数学IA今までで1番できたかも
なんか、ごり押せた— もぶ🍀 (@mmc_mnst) January 14, 2024
数学IA 無理すぎた
— aime (@laz__cmf2) January 14, 2024
共通テスト終わった…
数学IA終わったぁぁぁぁぁ！！
ほわほわぁぁぁぁ！ pic.twitter.com/8OBrYxuECT— ソラハナ (@sorahana_fushin) January 14, 2024
共通テスト2日目終了！やっと終わった〜
数学IA むず過ぎ
化学基礎 微妙
生物基礎 そこそこ
生物 まあまあ って感じでした。
生物が易化してたのはよかったけど、数学はやっぱり無理
てか明日普通に学校あるのキツすぎ〜 https://t.co/swWeDioe60— KAITO (@KAIT0316) January 14, 2024
数学1A共通テスト2024まとめ
- 大手予備校の分析でも数学1Aはどの予備校も昨年並と予想
- 受験生のアンケートでは難化3割、昨年並4割、易化3割
- 時間配分をミスった受験生ほど点が取れず、出来る問題からどんどん解いた人は点が取れている
- 数学1Aの予備校の平均点予想は51点と予想
数学IAの共通テストについてまとめてみました。
受験は水ものと呼ばれるように数学は問題によって一気に点が変わってしまう科目なので、安定性にはどうしても欠けてしまい、ギャンブル性の高い教科でもあります。
仮に出来ていなかったとしても尾を引くことなく、気持ちを切り替えて次の私立大学の試験や国公立大学の2次試験に向かって何とか頑張って欲しいと思います。
