関西私大第2グループ産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)の2024年の志願者数をまとめたいと思います。
関西を代表する中堅私大群である産近甲龍ですが、大手予備校の志願者動向予測ではどの大学も志願者がやや増加すると予想されていました。
実際のところどのようになったのでしょうか?
産近甲龍志願者数速報2024!
※前期の志願者数(※後期、中期日程等は含まない)
※京都産業大学
年度 | 2024志願者数 | 2023志願者数 |
人数 | 3万638人 | 3万6235人 |
京産の前期の志願者数は昨年比79.9%(-20.1%)で京産は今年大幅に志願者数を減らしています。
※近畿大学
2024年志願者数(前期) | 2023年志願者数前期 |
8万8974人 | 8万7392人 |
近大の前期の志願者数は昨対比101.8%(+1.8%)で微増となっています。
※甲南大学
年度 | 2024志願者数 | 2023志願者数 |
人数 | 1万5302人 | 1万4073人 |
甲南の前期の志願者数は昨年比108.7%(+8.7%)と4大学の中で最も志願者数を伸ばしています。
※龍谷大学
年度 | 2024志願者数 | 2023志願者数 |
人数 | 4万1046人 | 4万0857人 |
龍谷の前期の志願者数は昨年比100.5%(+0.5%)で微増となっています。
昨年比まとめ
大学名 | 昨年比 |
京産 | 79.9% |
近大 | 101.8% |
甲南 | 108.7% |
龍谷 | 100.5% |
産近甲龍入試2024難易度は難化する??
産近甲龍の中で、甲南はまず間違いなく昨年よりも難易度は上がり、近大、龍谷は昨年並かやや難しい程度、京産は穴場になると思われます。
京産は数年前まで産近甲龍の4大学の中では近大、龍谷、甲南の3大学とはやや差があり、最も入りやすかったですが、昨年、一昨年とその傾向はなくなりつつありました。
今年はその評判が浸透したのか?京産が敬遠されている傾向にあり、今年はかなり易しくなりそうです。
近大は昨年やや志願者数を減らしたものの、安定した人気で特に関西圏以外からの受験者を増やしており、産近甲龍の中では頭一つ難しくなるでしょう。
ただし、一部で言われているような近大の難易度が関大、関学に追いついたとかそこまでは難しくならないと思います。
おそらく、入試難易度的には近大>甲南・龍谷>京産の順になると思われます。
産近甲龍志願者数速報2024!まとめ
- 京産が大幅に志願者数を減らしており、京産が穴場になる
- 近大は近年関西圏以外からの志願者数を大幅に増やしており、産近甲龍の中で頭一つ抜けて難しい
- 甲南は昨年よりも志願者数を大幅に増やしており、難しくなる
- 近大>甲南・龍谷>京産の順に難しいと思われる
以上、産近甲龍の志願者数や難易度についてまとめるとこのようになりました。
今年は京産が穴場になりそうな分、隔年現象で来年は難しくなりそうです。
大学全入時代の突入で定員割れする大学も多い中、産近甲龍は安定した人気があり、少子化の影響はまったくと言っていいほど受けていません。
受験生の方はぜひ参考にしてください!